2026/4/2
だいぶ前になるけれど、こんなツイート(いまだ頑なにポストといわないジジイしぐさ)が流れてきた。
共働きと子育てがうまく両立できている家庭の帰宅ルーティン3選 pic.twitter.com/ariU4PRrtr
— 山本久美子(じママ) (@gmamanoikuji) 2026年3月6日
油断するとすぐ夜更かししがちな子どもを少しでも早く布団に送って21:00前に消灯するためには、いろいろ工夫する要素はあるものの、特に肝心なのが『帰宅後に即風呂に入れる』ことらしい。へえ~。
確かこれが話題になった初期のころは「こんなタイムスケジュールで子どもの居る家が回るわけないだろ育児エアプ乙wwwwww」的な嘲笑の反応が多かったように思う。
ところが時間が経つにつれて「はじめはホントかな?って思ったけど、実際にこの通りに実践してみたら早く寝かしつけができるようになりました!」と、元の投稿の有効性を証明するような反応を見せる人の割合が増えてきて、ある時を境に「『こんなのできない』とか言って嘲笑している奴らは、他人に文句を付けるだけで自分では行動を起こさない哀れな親」みたいな趨勢になっていったように記憶している。まさかの大逆転ホームランだ。
さて、では当初このツイートを見たぼくがどちらサイドだったのかというと、「この人が育児エアプだとまでは思わないけれど、これをいざ自分の家庭で実行するというのは無理があるなあ」といった感想を抱いていた。消極的否定派という感じ。
というのも、最も肝心な要素とされている『帰宅後即風呂』の実行が困難と思われる要因が我が家にはあったからだ。何かというと、長男のこだわり気質である。
長男は、小さい時から作業の手順や日常生活の順序に強くこだわりを見せる傾向があった。その中でも特に『お風呂はご飯のあと』という順序には何やら特別なこだわりを見せており、ちょっと夕飯の支度が遅れそうだから先にお風呂入っちゃお、なんて言おうものなら「ぎゃーーーっ!!」と近所から虐待の疑いで通報されるのではないかと心配になるほどの大声を出して激怒し、「パパとママは大間違いだよ!!!」と叫んで頑なにリビングから動かなかったものだ。
もう6歳になり、最近はさすがに大声で激怒するなんてことはなくなったものの、いまだに突発的な予定変更は苦手で、「やだ」とかたくなな態度を示すことが多い。
そんな我が家で、『早めの消灯のためには、まず帰宅後にすぐお風呂に入りましょう』って??? いやいや無理です!!
とは言うものの、確かに最近ずるずると夜更かしをしていることが増えているし、次男の夜泣きに対応する余力を残すためにも、早く寝てほしいなあという希望はある……。
ということで一念発起、長男の説得を試みてみることに。
子どもが成長するには睡眠時間の確保が大事であるという生物学的な観点、最近夜更かしをしているのが心配だから早めに寝るために先にお風呂に入ってほしいという親心的な観点、次男と一緒に先にお風呂に入ってくれると夕飯の準備がスムーズにいってとても助かるというスケジュール管理の観点、などなど、理屈屋の長男が納得してくれるような理由をいろいろと伝えたうえで、「明日からパパが帰ってきたらすぐお風呂の流れに変えてくれない……?」と恐る恐る聞いてみると、
「うん。いいよ~」
あ、え……いいの?そんなあっさり?
「うん。それにさ、まーちゃん(次男)ってちーくん(自分)のこと大好きだから、一緒にお風呂入ったらさ、きっとめっちゃ喜ぶと思うよ」
あ、そ、そうだね……。
無事快諾。めちゃくちゃすんなりいったぞ……?いいのか……?
というわけでこれ以降、ぼくが帰宅後に男3人でさっさと風呂を終えるようになった。すると、夕飯後にわたわたと風呂に入れる手間がなくなったことで、残り時間でボードゲームをしたり一緒にお絵描きをしたりといったゆったりした時間を持つことができ、長男も親とじっくり遊んでもらえるので20:30ごろには満足しきった様子で布団に向かうことができ、心地よく就寝できるようになったのだった。すごい!
こうして夕飯後になんだか大人もだらだらしてしまい、慌てて急かしながら風呂に入れて、そのままなんだかずるずると夜更かしになってしまうという悩みのタネがひとつ解消されたのだった。ありがとう 山本久美子(じママ)!!
Twitter(いまだ頑なにXと言わないジj(ry )のバズった投稿を実際に試してみたことがきっかけで、長男の精神面が非常に成長していることを実感できたという話でした。
もちろんこの話以外でも、6歳を過ぎてググっと一気にお兄さんになってきたなあと感じる瞬間は数えきれないほどあるのだけれど、今回は特に「たかが風呂と夕飯の順番を入れ替えるだけのことにあんなに大混乱してた子がなあ……」という点に独特の感慨深さがあったのでした。本当にこの世の終わりかのようにパニックになっていたのに、かるーく「いいよ~」だなんて、大人になったんだねえ……しみじみ。
今は春休み。しばしの充電期間を経て、いよいよ来週から小学校1年生になる長男。果たしてどんな小学校生活を送るのか、楽しみでありつつ、不安もありつつ。見送ることしかできないのがもどかしいね。まあほどほどにがんばれ~。
2025/8/28 アオイちゃんとの思い出
◆2人の子育て、やはり大変だった
もはや日記の体を為していないくらいに間が空いてしまったが、この1か月は怒涛の生活を送っており、ブログも書けないし絵の練習もできないしで、すべてがぼんやりとしていた……。
4-5時くらいに空腹を訴える0歳児の泣き声で目覚め、寝ぼけ眼でミルクを与えつつ6歳児の朝食と保育園の準備をし、あとを妻に託して仕事に行き、帰ったらすぐに夕飯を作って、食事が終わったら子ども達を風呂に入れて、そのタイミングで眠気限界の0歳児担当と遊び足りない6歳児担当の二手に分かれるので、6歳児担当の日はマリオメーカーで作ったコースのお試しにひたすら付き合って、乳児担当の日は泣き喚く0歳をなだめすかしている内に共に寝落ちして、また明朝に泣き声で目を覚まして……といった感じを延々と繰り返す日々だった。
育休のときは余裕かもと思っていたが、さすがに仕事の負荷が足されると疲労がすごい。とはいえ1か月も続けるとテンポがつかめてきたようで、こうしてキーボードを打ってみるかという気力ぐらいは戻ってきている。明日も書けるといいな……!
◆TOEIC受けます
唐突だが12月ごろにTOEICを受ける予定。FaBを通して外国の方と友人になったり、海外遠征の経験をしたりしたことで英語への意欲が高まっており、ちょこちょこ勉強をしているのだけれど、やはり目標や達成の目安がないと身が入らないなと感じたので受験を決めた。受験日については、堪え性のない人間なのであまりに未来すぎると飽きてしまう可能性が大いにあるということで、じゃあまあ3か月くらいでいったん受けてみるか~くらいの適当な感じで決めました。決していい点数が取れたら「英語初心者が3か月でTOEIC○○点を獲得した勉強法とは!??」とかいう記事を書いちゃおうかな~とか思っているわけではないです。ホントダヨ。
◆摂取したコンテンツ
スリプラの感想ばっかり書いてるなこのブログ。
ヘチモディスコさんが出てくる回は、テーマがぐっと身近になるというか、生活感があって、いつもとはまた違う面白さが感じられて好き。加えていつも通りのパーソナリティのみなさんの鋭いツッコミとか、身近な出来事が抽象化されて整理されていく心地よさとかもあり、二重にお得な感じ。
ところで恒例の自分語りになるのだが、食のマナーや食べ方のアリナシなどの話題になった際に、ぼくがいつも鉄板ネタとして持ち出し、そして今後も一生擦り続けるつもりの思い出話がある。
小学5年生のころの給食の時間のこと。
当時は(今もそうかもしれないけど)給食の際には近くの数名で向かい合うように机をくっつけ合い、班を作って食事をしていた。その時、ぼくの正面にはアオイちゃんという女の子が座っていた。アオイちゃんは整った顔立ちの子で、まあ小学生時代の思い出なので曖昧な記憶ではあるが、ちょっと好きだな~と思っていたような気もする。
いただきますの号令と共に食事が始まり、教室の中に賑やかな声があふれる中、いつも通りに食事をしていたぼくは正面からの視線を感じた。アオイちゃんがこちらを見ている。なぜだろう。
ちょっと意識している女の子からの視線にドギマギしていると、不意にアオイちゃんが口を開いて、屈託ない笑顔を浮かべて、とても明るい声でこう言った。
「ユウくんのご飯の食べ方って、イヌみたいだね!」
イヌみたい……イヌって……え……犬……?
言い終えたアオイちゃんは満足げにもう一度にこりと笑うと、何事もなかったように自分の食事に戻り、そしてそのまま給食の時間は終わった。思いがけない言葉に呆然とするぼくを置き去りにして。
言われた直後も、帰り道も、寝る前も、ずっとアオイちゃんの言葉がぐるぐると頭の中を巡っていた。
そっか。そうなんだ。ぼくの食べ方って、犬みたいだったんだ……。
アオイちゃんの名誉のために断言するが、彼女には一切の悪意はなかった。
彼女は本当に、心からナチュラルに、ぼくの食事の仕方が「イヌみたいだな」と思い、そう口にしただけなのだ。でなければ、あんなにも輝かんばかりの屈託ない笑顔を浮かべられるだろうか?
あの瞬間に、ぼくは自分の食事のしかた、ひいては自身の身体の所作というものがどのように周りに見られているのか、ということを自覚し、本気で改善していかなければならないと奮い立ったのだった。自己意識が芽生えた瞬間と言っていいのかもしれない。
食事はもちろんだが、歩き方についても、登下校の際に他の人の歩き方を見ながら「正しい歩き方はこうか…?いやそれともこうか…?」と歩幅や手の振り方など動きのひとつひとつを精査していったことをよく覚えている。ただまあ、なんかこう書いてみるとやや病的なものを感じなくもない。
誤解なきように書くと、ぼくはアオイちゃんには心から感謝をしている。犬みたいと評価されたことに対して、辛いとか傷ついたという感覚はまったく無い。本当に感謝の念しかない。
だって今、多少なりともぼくが他人を不快にさせないような食事や立ち振る舞いができているのだとしたら、それは本当に彼女の一言のおかげだからだ。人生の恩人を挙げろと言われたら上位数名に確実に入ってくる人だ。マジで。
小学校卒業以降は疎遠になってしまい、まったく会うこともなくなってしまったが、いつかどこかで再び巡り合えたら感謝を伝えたいと思っている。
あ、ちなみにシチューと米を混ぜてパンに乗せるのは、アリだと思います。
8/5 夏バテ
◆くたばってました
昨日の夕方くらいにすさまじい頭痛があり、ちょっと横になるか……と休憩していたら次に目覚めたのが翌朝5時!!12時間くらい寝ていた。いやこれは寝ていたと言っていいのかしら。気絶していた?意識無くしてた?こわ~……。
たぶん原因は昼食を摂らずに外出したこと。次男を1か月検診に連れていく都合でタイミングが取れなかったのだが、それがよくなかった。殺人的な暑さに空腹が重なって大変なことになっていたと思われる。
最近の尋常でない暑さが一因なのだろうけれど、とはいえさすがに身体の衰えも感じるこの頃。食事も見直しつつ運動なり筋トレなりして、ちょっと体力付けないとこの先生きのこれない気がしている。妻と子ども2人残して死ねないぜ~。
◆新生児卒業!
そんなアクシデントもありつつだが、無事に1か月検診を終え、次男が新生児から乳児へとランクアップした。体重も生まれた時から700gほど増加し、見た目もかなりぽちゃついてきている。かわいい。
相変わらずタイマーのような正確さで2時間おきに授乳を求め、あとは寝てるかもしくはぽえぽえしているご機嫌さん。非常に助かる。多少ぐずついても抱き上げれば即泣き止む優等生ぶりに、ますます乳児期の長男の大変さが際立ってくる。奴は抱き上げようが揺らそうが歌おうがエビぞりになってブチギレていたぜ……。
そして次男の新生児期が終わるということは、まもなく育児休暇も終わるということ……。仕事のサイクルに体を戻せるのか。というか本当にこの地獄の猛暑の中で通勤をするのか?ちょっと信じがたい気持ちだ。休業前はよく朝食を抜いていたが、昨日の体調不良を鑑みるとそんなことしていたらまず間違いなくどこかでぶっ倒れるので、しっかり朝食を摂ってから出勤しよう。みなさんもお気をつけて。
◆摂取したコンテンツ
・山村翔馬のアイラ塾
FaBプロツアーとコーリング(どっちもクソデカ世界大会)優勝者の山村翔馬選手によるアイラ解説動画。神コンテンツすぎる。海外プレイヤーがPatreonとかMetafyで有料で公開してそうな内容を惜しげもなく解説してくれる。すごい。
個人的にはアイラは好きなヒーローでよくアーモリー(店舗大会。ポケカで言うジムバトル)には持っていくのだが、自分の実力だとなかなか勝ちきれないので競技大会ではお留守番させてしまうことが多い。
FaBお休み期間の今こそ、アイラで腕を磨く時。動画を何度も観て勉強します。
そんなスーパー面白TCG、「Flesh and Blood」は、来年4月にプロツアーが日本で開催されることが決まっています!!日本語版も安価で手に入り、カードが集めやすくなっているので今が始め時!!きみもやろう、FaB!!
(まあこのブログを読んでくれる人の大抵がFaBプレイヤーだと思うが…)
・スリープオーバー・ラジオ #57『参院選後の政治』
今回もおもしろ~。パーソナリティみんな頭よすぎてビビります。学無しマンには「えっ⁉何どゆこと」と巻き戻しして聞き直すことも多々あり。この速度で会話が展開してくのすげ~ってなっちゃう。
途中で「参政党支持の人も出演してほしい」って呼びかけていたけれど、個人的にはぜひやってほしいなあと思う。なぜなら「政治的立場が異なる人と対話する」というのがどういうものなのかが全く想像つかないから。政治について話すって、イコール対立相手とののしり合うみたいなイメージがどうしてもある(Xの見過ぎとも言う)。だからラジオ内で提案されていた地元の友達と話してみるという実践も、人間関係が壊れるかどうかの博打みたいになりそうで難しいなあと感じてしまう。なのでぜひスリプラで「政治的立場が異なる人との対話」を聞かせてほしい!と思うのです。
赤子の抱っこしながらなので、どうしてもラジオ的なものがメインになっちゃうな~。本も読みたいのだけれど、もう少し我慢。
8/4 ミュージカル『ペテン師と詐欺師』
毎日日記を残して行こうと思っていたのにすごい間が空いてしまった!これはいけない。
文章を書き始めると、どうしてもあーだこーだと考えが浮かんできて内容がまとまらずにごちゃごちゃとしていき、ついには力尽きてしまうという傾向がある。それを改善するために気楽に文章を毎日書いていこうという思い付きで日記を始めたのに、これでは本末転倒だ。よろしくない。ので、推敲とか脈絡とか気の利いた言い回しとか考えずにカタカタ打ち込んでいくことに決めた。誤字以外で文章はいちいち消さない。戻らない。付け足さない。前へ進む。頑張らずに頑張る。
◆ミュージカルを観てきた!
『ペテン師と詐欺師』というミュージカルを観てきました。めちゃくちゃ面白かった!!人生初のミュージカル体験、これはすごい。ハマりそうです。
観に行ったきっかけは、たまたまテレビで主演のふたりが主題歌を歌唱しているところを見たこと。次男を抱っこしてあやしつつ情報番組をぼーっと見ていると、ミュージカルの宣伝として主演の二人の紹介が始まり、ほえ~、すごい人たちなんやなあと思っていたら、「このあと主演のおふたりに歌っていただきます!」とのこと。おお、楽しみ~なんて軽い気持ちで聞いてみたら、もう掴まれました。ガツっと。すごすぎる。
もう格好良すぎて、あまりの感激にその場で妻に「すごすぎて感動してしまった!どうしても生でこの歌を聞きたい!時間もらえませんか⁉」とお願いして、許可をもらい、即チケット購入。むろんS席。こういうときの勢いはすごいなと自分でも思う。
当日。期待に胸をふくらませながら、渋谷ヒカリエ内の劇場へ。せっかくなのでオペラグラスもレンタルして座席へ。舞台まではやや距離があるものの、一応オペラグラスなしでも役者さんの表情は見えるくらいで、しかも正面むきなので文句なし。
で、肝心の内容ですが、期待を越えてさらに最高でした。
まずはもうほんと、何を言ってんだってくらい当たり前ですが、マジで歌がうまい。天を突くような迫力の歌声から、腹の底を掴んで揺らすような渋い歌声、耳をくすぐるようなささやく歌声、思わず頬が緩むような甘い歌声……どうやって出しているのか俺にも教えてくれ。
劇ですから演技もあるわけですが、所作の一つひとつも美しい。英語のセリフで且つ遠目からの鑑賞であっても、キャラクターたちの思いや感情がバチっと伝わってくる。すごい。
お話自体はコメディということで気楽に笑って観られました。ただまあジョークについてはくだらねえって笑える下品なものから、ちょっと眉を顰めたくなるブラックなものまでいろいろあり、けっこう人を選びそうかもなあ。令和の感覚だとけっこう「お、おう…」ってなる場面もあった。まあこの辺は文化の違いってことで。
簡単なあらすじとしては、フランスのリビエラという地で出会った詐欺師の男ふたり、フレディとローレンスが、ちょっとした仲違いをきっかけに「ある女性からどちらが先に5万ドルをだまし取れるか」という詐欺勝負を始める……というもの。詐欺師の物語といっても深い謀略なんかはなく、ふたりのコミカルな掛け合いを楽しみながらテンポよく進んでいく物語。
ただ一点だけ仕掛けがあって――もう千秋楽を迎えたし、どうせ元の話は40年近く前の映画なので思いっきりネタバレしますが――本作にはもうひとり詐欺師が登場します。
それが、ふたりが詐欺勝負のターゲットとしている女性、クリスティーン。実は彼女も凄腕の詐欺師で、フレディとローレンスが自分をだまそうとしていることを知りつつ、ラブロマンスを演じてあげているのだ。そうとは露知らず、詐欺勝負にのめり込むふたり。しかも厄介なことに、だますために近づいたはずの女性に対して次第に心惹かれていってしまい、ついにはどちらが彼女の心を射止めるかという勝負にまでヒートアップしていく。で、すべてを知ってるクリスティーンは、最後は2人の恋心を手玉に取ったまま、笑って次の地へ去っていく…というお話でした。
もうひとりの詐欺師が登場するという流れ、作中でも主役2人以外の詐欺師の存在がほのめかされているので、彼女の登場自体には特にそこまで驚きはなかったのですが、個人的にうまいこと騙されたなー!と思わず膝を打ったのが、ラストの主題歌を歌う場面にもクリスティーンが出てきて一緒に歌ったこと。
お話的には、騒動を通して意気投合した2人の元に、今度は詐欺師として正式に(?)クリスティーンが帰ってきて、今度は3人ででかい詐欺をするぞ!と歌うシーンなのですが、これのどこに騙されたのか。実はこの主題歌、ずーっと「主演のふたりが第2幕のラストで歌うデュエット曲」として紹介されていたのです。わたしがこの劇に興味をもったきっかけとなった番組でもそうでしたし、Youtubeなどの宣伝映像もすべてそういう表記でした。なのでこの歌をふたりが歌い始めたら「ああ、お話はここでラストなのね」と、観客の気持ちとしては半分エンドロールを見ているようなつもりになるわけです。
しかし、ここで幕を引くのかと思いきや、最後の最後でクリスティーンが帰ってきて、今度は主題歌を3人で高らかに歌い上げるわけです。しかも、ついさきほどまでの「詐欺師ふたりに騙される純朴な乙女」として振舞ってきたときの柔らかな歌声を脱ぎ捨て、ここまで主役を張ってきたフレディとローレンスの歌声を食ってしまわんばかりのダイナミックな歌声。いわばエンドロール後のポストクレジットシーンです。盛り上がらないわけがない。いやあ、やられたなあ。
これは広報の時点からねらっていたのではないかなあと思っています。気持ちよく騙されてスカッとよい気分でした。
人生初のミュージカルはそんな感じでした。とってもよかった。他のも観てみたくなるが、時間と…お金が…。FaBと同じくらい危険な趣味です。
2025/7/18-21 海に行ってきた!
◆まあ、していないこともない
次男が産まれてから育休を取っているわけだけれど、長男もようやく最近「なんかパパお仕事行ってなくね?」ということに気が付いたらしい(遅い)。
みんなで寝起きに布団でゴロゴロしていると「ねえパパ、パパっていまお仕事お休みしてるの?」と長男。「そうだよ、ママが赤ちゃん産んだ時に大ダメージ喰らってHPが減っているから、全回復するまで1か月くらいお休みしてるよ」と説明すると、ふーん……と答えつつ何やら考えている様子。続けて「ママもまーくんのお世話でお仕事お休みしてる?」と尋ねるので、「そうだよー」と妻。2人の回答を受けて、ぽく、ぽく、ぽく……と何やら考えること数秒。「じゃあパパとママはちーくんが保育園に行ってるあいだ、お家でラブラブしてるってこと?」考え込んでると思ったらそれ?と思わず吹き出してしまった。
「ちがうよ、ママに早く元気になってもらうには、しっかり休んでもらわないといけないでしょう?その分パパがお家のことをいろいろやるから、そのためにお仕事を休んでるってこと」「へー、そうなんだ」ふう、誤解は解けた様子。
まあ、お前ら仕事休んでるってことは家でイチャついてるんだろ?という発想が真っ先に出てくるくらい、両親の仲の良さを信じきっているのはいいことなのかもしれません。ホントか?
◆次男を通して長男を知る その2
次男(新生児)の子育てが始まって2週間。めちゃくちゃ楽過ぎて、もう少し成長したら何かでかい反動が来るのではないかと妻共々ビビっています。
現状の次男と言えば、ぽえぽえと機嫌よくしているか、すぴすぴと幸せそうに寝ているかが1日の9割で、あとは腹が減ったときと排泄したときだけちょっと泣き、おっぱいを飲んだりオムツを変えたりしたらすぐに機嫌が直る。空腹については、タイマーで計ってるのかい?と思うほど正確な間隔で要求してくるので、こちらも見通しがつけやすい。もう、とにかく楽。
次男のお世話をしつつ、妻とよく話すのは、長男はけっこう手のかかるこどもだったんだねということ。初めての子育てだったのでこんなもんなのかもと思っていたけれど、ぜんぜんそんなことなかった。夜もぜんぜん寝てくれないし、寝たと思っても些細な刺激で起きて泣き喚くから、爆発物でも扱うような手つきで布団に下ろしていたし、少し大きくなってからもちょっとしたイレギュラーに対してしょっちゅう癇癪を起こしていたなあ。いやー、大変だった。
ぼくも妻も保育士で、且つぼくが発達支援の現場にいるということで二人ともいろんな特性を持ったお子さんを見てきているので、「ちーくんって、もしや…?」と思う瞬間は多々あったのですが、次男の経験を経て、やっぱりなーといろいろ得心がいった感じです。
当然ながら我々は医師ではないので何か診断ができるわけではないし、してはいけないわけですが、とはいえ、子ども達の特徴や性格ってだいたいこういう傾向がありがちだよねという、保育士としての経験則はいくつか持っています。
その視点でいうと、長男は「物事が秩序だっていること」への希求心が強い子どもなのだろうなと今になると思います。同じ出来事がいつも同じように起きるとか、規則にそって物事が進行していくとか。6歳になった今もそういう傾向は見られますが、彼にしたら産まれたばかりのころなんてもっと大変だったでしょう。なにせ五感すべてに、何が何やら分からない刺激が、毎分毎秒ひたすらに飛び込んでくるのですから。間髪なく泣き喚くのも仕方ない。
そんなカオスな世界に生きていた人が、「パパとママがふたりとも仕事休んでるってことは、きっと2人でイチャついているんだ」なんて楽観的な予想ができるくらい、幸せな秩序に満たされているのだから、うん、やっぱりこれはいいことなのでしょう。
◆海の日!
海の日だから海に行って遊んできたぜ!!びっくりするくらい暑かった!!! pic.twitter.com/bNqr3awJhM
— 藤 祐 / Fuji yu (@triple_suns) 2025年7月21日
行ってきた!!道中は暑かったけれど、海辺はとっても涼しくて最高だった~。
前日、何やら熱心にカレンダーを眺めているなあと思っていると「パパ、明日って海の日らしいよ」と言い出す長男。「そうだよ、だから保育園も休みだよ」と答えると、
「じゃあさ、海に行けるね!明日は海行こ」「……マジで?」「うん、マジ」
という流れで行くことになりました。このドライブ感。『「物事が秩序だっていること」への希求心が~……』とか訳知り顔で書いてたやつがさっき居たんだけど、とんだ赤っ恥だぜ。いやいや、これも成長の証ってことですよ……ホントだよ?
カメラロールを振り返ると、最後に海に行ったのは3歳のころ。当時はくるぶしくらいまでの浅瀬でぱちゃぱちゃ遊ぶのが精一杯でしたが、さて、3年ぶりの海との対面はどんなもんかいなと見守っていると、躊躇なくザブザブと沖まで向かって進んでいくので待て待て待て!!と大慌て。じゃぶじゃぶ池や親水公園での経験を経て、水への恐怖心は殆どなくなった様子。見てるこっちはいつ溺れるかとヒヤヒヤものでしたが、本人はめちゃくちゃ楽しそうでした。よかったね。
波の動きが自分の都合のよい感じになると、「海がちーくんの心さんの声に気が付いてくれたのかな?」「ちーくん、これ楽しいよーって海がやってくれたんだと思う」と擬人化して捉える辺りが幼さを感じてかわいかったですね。アニミズム~。
3連休はそんな感じでした。だんだんと育休終わりが見えてきてつら~。
2025/7/17 いい感じの天気
◆いい天気。
長男を保育園に送るために外に出ると、なんだかいい感じの気候で気分がよかった。夏らしい日差しはありつつもじめっとした不快感は少なく、日陰に入れば凉を覚え、ときおり流れる風が心地よさを運んでくる、といった感じで、久々に外出してえ~という気持ちになった。
ので、長男を保育園に送り届けたあとにこっそり書店に行ってヒロアカのイラスト集を買ってきた。
めっちゃいい。本当に絵が上手い。特に作品後期の、漫画らしい太く力強い主線と、触れたら温度を感じられるような厚塗りの表現がとても好きです。真似したい。Twitterで作者が公開していたラフ画をすべて収録しているのもありがたかった。
最近、絵を描くモチベが上がっているので、ますますやる気をもらいました。
お昼は昨日の余りのカレーを食べ、新生児のおむつを取り替え、洗濯と掃除をして、またおむつを取り替え、と思ったら続けざまにまた排泄しやがるのでおむつを取り替え、みたいになんやかんやしているとすぐにお迎えの時間。一日が早い~。
今日は保育園の誕生日会だったそう。お祝いのカードをもらってニコニコと嬉しそうにしていました。本人曰く、6歳になったのでIQがさらに上がって60京になったそうです。すげ~。つえ~。人類の未来はお前に任せた。
◆消費したコンテンツ
・周央サンゴさん
最近めっちゃ観てるVtuberさん。まあ有名な方すぎて今更?感があるかも。
実はVtuberについては、いわゆる四天王と呼ばれていた方々が活動を始めたような初期のころからけっこう興味をもって追ってはいたのですが、Vtuber全体が配信文化に移行し始めてからはもう追いかけきれなくなったので、特定の誰かを追うことはなく、好きなゲームの実況だけまとめて観てみたりとか、流れてくる切り抜きを見たりといった接し方になりました。
で、周央サンゴさんについてもそんな感じで偶然切り抜きが流れてきたことで出会ったのですが、もう、マジで刺さってしまった。声、話し方、突飛な中にも知的さを感じる振る舞い、すべてが好きです。やばい。
上に貼った動画は特に好きです。じっとりした演技がうますぎ。「それ、早く越えて来て」でぞわぞわしてしまうね。
公式じゃないので貼りませんが、切り抜きトーク集の動画も好き過ぎてずっとリピート再生しています。まるでミュージシャンのアルバム聞いてるみたいな聞き方してます。買った雑貨が家に帰ると余所者みたいな面をしているっていう話がほんとに好き。内容、話のテンポ、演技、すべてが最高です。好き。ぜひみなさんも見てください。
長男の誕生日と消費したコンテンツ
◆誕生日!
長男ちーくんが6歳になりました!おめでとう!パチパチパチ!!
周りからは「もう6歳なんだね~早いでしょ~」と、だいたい定型文的に言われるが、個人的な体感としては「まだ6年か~」という感覚。わずか6年でこんなにもたくさんの思い出をもらったのに、この先も続くんですか!?このゲーム、まだまだ味するなあ~!って感じ。
人間がある期間を長く感じるか短く感じるかって、その期間内に印象深い記憶をどれくらい残せたか、例えるならマイルストーンをいくつ置けたかというのが大事になるそう。そういう意味だと、彼との6年間を振り返ると数えきれないほどのマイルストーンが建ち並んでいて、とてもじゃないけれど短いなあ、早いなあなんて言えませんね。むしろ長男だけでいろいろ濃すぎて、次男の方があまり印象に残らないまま過ぎていきそうな気がする。危ない危ない。
これからもたくさんマイルストーン建てていこー。
◆消費したコンテンツ紹介
敬愛するLWさんのLWのサイゼリヤに倣って、消費したコンテンツも備忘録として書いていくことを思いついたので書いてみる。すぐ忘れちゃうからね。
新生児のお世話をしていると、基本的に両手は抱っこやら何やらで塞がりがち。なので目もしくは耳のみで摂取できるコンテンツが主になる。アニメとか映画とか、あとはポッドキャスト。幸せなことに、周りにいる友人たちがポッドキャストを精力的に更新してくれているので、それをありがたく聞かせていただいています。今日聞いたのは以下。
スリープオーバーラジオ。最近更新がとっても多くて嬉しい。
パーソナリティのお2人の内、ジョージさんとは2014年に短大の同級生として出会ったから……約11年!?のお付き合いがあります。すごい。自分でいま計算してびっくりしちゃった。
ぼくは周りにめちゃくちゃ影響を受けやすい気質なのですが、短大に通っていたころはジョージさんの真似ばかりしていました。服装とか、通うお店とか、読む本とか。実は妻も短大の同級生なのですが、「当時のゆうくんはジョージさんの影響受けまくってるなって端から見てても分かったよ」とよく言われます。ひえ~、恥ずかしい。
で、ここで上に貼った♯55のタイトルともつながってくるのですが、わたしが本を、特に人文学的な本を読むようになったきっかけは、まさにこのジョージさんとの出会いです。本を貸してもらったり、おすすめを教えてもらったりして、彼を通して人文知に触れるきっかけをもらいました。
といっても彼に出会っていきなりその分野への興味に目覚めたわけではなく、昔から「何か知的なものに触れたい」という欲望だけはずっと持っていました。しかし、わたしが10-20代を過ごしたド田舎の町には、そういった知にアクセスする手段がほとんどありません。いや、アクセスする手段がないというか、そういう発想自体が存在しないという感じでしょうか。大学というものも、高校卒業後に都会に出ていくようなお金のある家柄のよい人々が行く場所で、我々下々には縁のないところ、という認識でした。
なので貧相なわたしの頭の中で知的なもののとして浮かんでくるのは『小説』くらい。まあ、その中でもさらに知的と言ったら『純文学』……とか?それも何を読めばいいんだか分からないので、2ちゃんのまとめブログにアクセスして「これだけは読んどけって本あげてけ」みたいなスレで挙がっている本をふむふむとメモして、図書館で借りて読んでみて、うーん……なんかよく分からんな…とモヤモヤしながら閉じ、ライトノベルに戻る…みたいなことを繰り返していた覚えがあります。
短大でジョージさんと出会ったことで、朧気ながらも求めていた知への回路を開いてもらったという感じです。人との縁はありがたいものですね。
なんかラジオの内容にかこつけて自分語りに終始してしまいましたが、ともかく知的なものへの出会いはいろんな形があるんだなあと感じました。わお、すごい浅いまとめ。
♯56の、格ゲーとコミュニティについてのお話も面白かったですね。特に格ゲーにおける実力とはなんなのか、という問いから続くお話がとても興味深かったです。というのも、まさにぼくが今ハマっているFaBというカードゲームと通ずる部分が多かったからです。特にFaBは『格ゲーみたいなカードゲーム』と称されることもあり、格ゲーの話とかなり近しく感じることが多かったです。わたしは飽き性でキャラをとっかえひっかえしがちなところがあり、キャラの中に『藤祐』というプレイヤーとしての顕名性を持たせられるまで突き詰めてられていないところが最近伸び悩んでいる原因のひとつなんだろうなあと勝手に自分のプレイの反省をしていました。新生児の子育てでFaBはしばし休息を取っていますが、復帰後の課題は1キャラを突き詰めてみる、にしようかな。
コンテンツの感想というより、コンテンツにかこつけた自分語りばかりになっちゃった。まあいっか。